5/18水【総本山知恩院入学進級報告参拝・給食・クラブ】
【総本山知恩院「入学・進級報告」参拝】
五月晴れのいいお天気となりました。東山の峰々は、新緑が眩しいほど美しいです。
今朝は、浄土宗総本山知恩院へ全校で「入学・進級報告」のお参りをさせていただきました。
コロナ禍に入って3年目。久しぶりの春のお参りとなりました。
『豊かな心』を育むための参拝です。
文教キッズ一人ひとりが「仏の子」としての目標を心にしっかりと刻み、かつ、自己目標達成への決意を持つことを目当てにしています。
6年生は、1年生に声をかけたり、足元を気遣いながら、知恩院へ一緒に向かいました。
1年生にとっては、初めての知恩院参拝です・・・。
今回も昨年度末2月の聖日参拝と同様、感染症対策のために声を出して歌うことなく、録音された仏教聖歌を静聴しました。
厳かな空気の中、子ども達は背筋を伸ばしています。声を出して歌えませんが、法然様の御前に心の中で歌いました。みんなの気持ちが一つになった時間です。
次に、お導師様より、全校児童に法然様のお話がありました。
「法然様のお生まれから、仏道に入ることになったきっかけ」のお話です。
「世の人々のために勉強をして、世の人々を救ってほしい。」お父様のお言葉が子ども達の心に響きます。
そして、比叡山での修行後、浄土宗を開宗され、すべての人々が救われるよう、知恩院の地で念仏を称えられたことを教わりました。
知恩院とは、法然様の恩を知ることから名前がついたのです。
また、法然上人(勢至丸さま)が9歳の時に看取った父の最期の言葉を聞きました。
時は武士の世。父の敵討ちを、その子が討つ時代です。
敵に襲われ、深手を負った父は・・・、
「勢至丸よ。お前が相手を敵討ちすれば、その子どもがまた、敵討ちするだろう。」
「お前はお坊さんになり、世の為、人の為に勉強して、新しい世を開いてほしい・・・」
その言葉の重みを感じ、正面におられる法然様に心のこもったお十念と、深々と礼をする文教キッズです。
「法然様は、父母の教え・言葉を守り、自分だけのためではなく、世のため・人のためを思ってがんばったのですよ。」
「南無阿弥陀仏」をお称えする私たちには、いつも、仏様、阿弥陀様が一緒にいて下さいます。日頃より幸せな自分を感じて、立派に人になってほしいと願っています。
今日の参拝を、法然様も喜んでくださることでしょう。
(本校の勢至丸様像)
校長先生からも、法然様のお話と「おかげさま」のお話がありました。
自分達の知らないところで、影ながら支えてもらっている私達です。そんなおかげを発見し、いろいろなことに感謝の気持ちで、お十念をお称えしたいですね。
帰り道も、6年生は1年生と一緒に帰校しました。
とても微笑ましい姿です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【給食】
◆今日の献立
・牛乳
・タンドリーチキン
・フライドポテト
・野菜炒め
☆ タンドリーチキンはインドの料理です。
「タンドール」という土で出来た窯を使って調理することから、この名前がつきました。カレー粉やヨーグルトの調味液に鶏肉をつけておき、こんがり焼き色がつくまで火を通せば完成です。
☆ フライドポテトは2度揚げして、カリッとなるように調理しています。
ホクホク感の強いフライドポテトでした。
☆ 野菜炒めは、白菜、人参、小松菜、もやしと野菜がたくさん使われています。
おひたしやサラダで食べにくいと感じる野菜も、油を使って炒めると食べやすくなります。
また、カロテンの豊富な野菜は油と一緒に調理することで、栄養の吸収率が上がります。
明日の献立は「鮭のムニエル」です。お楽しみに!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【クラブ活動】
今日は3回目のクラブ活動です。
[ECO生活クラブ]
はぎれ布や不織布を使って、手縫いでふきんに飾りつけをする活動の二回目です。前回決めたデザインを縫い付ける作業を進めました。
真っ白だったタオルがカラフルな不織布で飾られ、だんだんと完成が近づいています。
細かい作業ですが、集中して取り組めました。