児童一人一人と向き合い、
確かな学力と豊かな人間性を養う
真理を求め、自然を愛し、崇高なものや美しいものに惹かれて求める心を持ち、 感謝の心や思いやりの心で人と交わり、 謙虚な心・誠実な心・親切な心を備えた人格の形成をめざします。
月影の いたらぬ里は なけれども
ながむる人の 心にぞすむ
これは浄土宗宗祖・法然上人が詠まれた「月影」という浄土宗の宗歌です。月の光は全てのものを照らし、里にも町にもくまなく降り注ぎ、月を眺める人に平等にその美しさと澄んだ心を届けてくれる。同じように、阿弥陀仏のお慈悲は、全ての人々に平等に注がれ、私たちの心と生き方を照らしてくださる、という意味が込められています。本校では、心の教育を「月影教育」として、学校での生活実践や学校行事はもちろんのこと、教科学習、総合学習などの学びや、礼法、学級活動、食育にいたるまで指導の中心に据えています。また、「6年間で身につける5つの力」は、心の教育と並び立つ本校の指針。これからの時代をたくましく 生き抜いていくために、意欲をもって学ぶ子ども、深く考え表現できる子どもの育成をめざします。
豊かな心 | 「人としての基本の行い」「感謝の心」「謙虚な心」「思いやりの心」「自然を愛する心」 |
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丈夫な体 | 少々の困苦にも耐えうる体力、生涯を通じての健康の保持・増進の意識 |
確かな学力 | 学習への関心・意欲の醸成。基礎学力を鍛錬し、思考力・言語表現力・発展的課題と探究学習に向かう力の育成。 |
広い視野 | 自然体験、社会体験、生産体験を通して、ものごとを幅広く柔軟に捉える能力を育む |
高い人権意識 | あらゆる人々の文化を正しく理解できる国際的感覚を養い、自他の人権を重んじる。 |
本校は1学年1クラスです。「一人一人に目が行き届く教育」によって、学習を中心に、あらゆる目標に向かって努力する力や、仲間とともに物事に取り組む喜び、達成感を実感する一連の過程を大切にしています。
人としての基本行動
あいさつ、返事、掃除、
集団生活、礼法(茶道)
英語は1年生から
ネイティブに学ぶ英語、
異文化に触れる学習
基礎体力づくり
食育、根っこマラソン、
遠足(京都御苑・粟田山)
基礎学力づくり
根っこタイム、EEタイム
興味、関心を広げる学習(調べ学習など)
課題発見能力
総合学習の開始、
ボランティア、SDGs、
祖父母をお招きして(3年生)、
盲導犬とのふれあい(4年生)
体力づくりと集団行動
クラブ活動(4年生~)、
琵琶湖自然教室(4年生)
探求的学習
沖縄総合学習(命を見つめる総合学習・6年生)、
環境学習・国際理解・SDGs
課題解決能力
委員会活動、れんげ活動、
運動会などの企画・運営、
高齢者学習
応用力の鍛錬
中学校受験に備える学力の充実
文教小学校では、「感謝の心」「謙虚な心」「思いやりの心」「自然を愛する心」といった、「こころ」の教育を何よりも重視し、 6年間を通して「人としての基本の行い」を身につける指導を徹底して行っています。学習態度はもちろんのこと、あいさつ・掃除・返事をはじめとする生活指導に力を入れ、学校生活をそれらの実践の場として捉えています。子どもたちは、家族や先生、友だちを含め周囲の人々の人格を見て学んでいきます。日々の共同生活や共通の体験を通して育まれる「こころ」の成長こそ、 6年間で得られる宝物と言えます。
毎週行われる「礼拝」は「こころ」を豊かにする時間です。
歴史の重みにふれ、平和の大切さと生かされていることに感謝します。
「おうちの方ありがとう茶会」です。感謝の気持ちを込めてお茶をたてます。
お花を育て、生命の尊さに気づきます。
発表会は、「舞台発表」「スピーチ」「音楽ステージ」の3部構成で、年に2回行われます。自ら考え、調べ、問題提起し、自らの役割を理解して練習・準備に時間をかけながら、仲間と協力して作り上げます。仲間と解決する力や大勢の前で堂々と発表できる能力を養います。さまざまな工夫と知恵、発表するまでの努力が伝わる発表会です。
舞台発表の様子
スピーチ
音楽ステージ
盲導犬とのふれあい
ダイナミックな舞台背景・衣装・小道具を「図工」で作ります!仲間との力合わせが光ります。
「音楽」の授業で、発表会に向けて合唱練習を積み重ねます。仲間との心合わせが光ります。