学校長挨拶

社会に有為な人材となり、 他者の喜びを自らの喜びとする人に。

京都文教学園は1904年に校祖獅谷佛定上人が「三宝帰依の精神による質実な家庭婦人の育成」を願って開校された高等家政女学校から始まり、百余年の歴史を刻んでまいりました。
この三宝帰依とは、「真理を探求するには、自らが足らない人間であると自覚し、謙虚な心が大切である(帰依仏)。さらに、誠実な心を持って一所懸命になることが正しい在り方である(帰依法)。また、人間は互いに親切にし、助け合うことが大事である(帰依僧)」というものです。
校祖より受け継がれてきた「三宝帰依の精神」は、「謙虚」「誠実」「親切」として教育の中心に据えられ、本学園の建学の精神を示す言葉として生き続けています。
100年に及ぶ歴史を経て、本学園は幼稚園、小学校、中学校、高等学校、短期大学、大学、大学院までを持つ総合学園となり、毎年多くの園児から大学院生までが入学し、巣立っていきます。
毎日の教育の営みと学びの中で、それぞれの人格が培われ、社会に有為な人材となり、他者の喜びを自らの喜びとする人に育つことを願っています。

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