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4/22水【100歳のジャーナリストからきみへ・理科通信・造形室から】

2020/04/22

「100歳のジャーナリストからきみへ」
~ むのたけじさんの言葉から ~

5年生のみなさん、おはようございます。
始業式から2週間が経ちましたが、みなさん、お元気ですか。

感染症対策とはいえ、ずっとお家で過ごすことは、大変しんどいことだと思います。実は、先生も家で長時間過ごすことになり、我慢の日々を過ごしています。

今は、この生活がいつまで続くのか予測することは難しいですが、5月7日にみなさんと会えることを願い、ステイ・ホームを実行することが大切だと思ってがんばっています。

では今日は、そんな中、最近、読んだ本の紹介をしたいと思います。

むのたけじさん(1915~2016)の「100歳のジャーナリストから きみへ(学ぶ)」という本です。

その中から、一節を紹介します。

「子ども時代は、五感をじゃんじゃん働かして、感情を たくさん表現するといい。そうすると 感覚が鋭くなって、他の能力も 延びていきます。笑ったり 怒ったり 泣いたりすることは、実は とても大切なんですよ」…

まずは、しっかり目を開けて、自分のまわりで何が起こっているのか、関心を持ちましょう。見て、知って、感じること。それが、よい人間になる第一歩です。

さあ子どもたちよ、
目をよくあけて、
世の有様をよく見つめよう。

いかがでしたか。100歳のジャーナリストが子どもたちに送ったメッセージを、みなさんはどう受け取りましたか。中には、そのことは分かっていたよ、という人がいるかもしれませんね。

今はお家の中でできることは限られているかもしれませんが、「まずはしっかり目を開けて…」から始めてはどうでしょう。いつもと違う自分が発見できるかもしれませんね。

そしてもう一つ、やはり本との出会いは大切です。本は、みなさんの五感を頭の中でじゃんじゃん働かせてくれるものだと思います。今日は、そんなことを意識しながら読書をしてみてはどうでしょう。

キープ・トライ

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【理科通信】

今回も「天気の変化⑥」について考えましょう。
今日の問題は「気象情報」です。
天気に関わるいろいろなデータを「気象情報」と言います。
その気象情報の代表的な二つが、以下の2枚の写真です。

それぞれ、何でしょう。

また、何を調べるものでしょうか?

教科書「P20」を見て、確かめてください。

おまけに、もう一問。下の「雲」の名前は何でしょう。

答えは、教科書P21に載っています。確かめて下さいね。

さて、お薦め映像「NHK for School」です。
「気象情報」については、以下のリンクで見ることができます。
https://www.nhk.or.jp/school/keyword/?kw=%E6%B0%97%E8%B1%A1%E6%83%85%E5%A0%B1

次回の理科も、「天気の変化」を続けます。
まずは、自分で毎日、空の様子を見ること(観察)が大切です。
それでは、SEE YOU!

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【造形室から こんにちは】

桜も散ってしまいましたが,すっかり春らしくなりましたね。お元気にしていますか?

今日の図工チャレンジは「水墨画」(すいぼくが)です。

みなさんは,この水墨画を見たことがありますか?

6年生の授業でもチャレンジするので,今日は少し予習をしてみましょう。

水墨画と同じようなものに「墨絵」というものがあります。有名なのは、この作品です。

鳥獣戯画」といわれる作品の一部分です。これが「墨絵」です。

では,次に「水墨画」を見てみましょう。これです。

これは,むかし「雪舟」という人が描いた有名な作品です。

それでは、ここで問題です。

「墨絵」と「水墨画」のちがいは なんでしょう?

よくみると わかると思いますよ。

正解は、下です。

正解は、はっきりと決まっているわけではないのですが,「墨絵」は基本的には、墨だけで描かれているのに対し、「水墨画」は水も使って墨の濃さを変えて描いています。(グラデーションといいます)水墨画の遠くの山は、水たっぷりの墨で薄く描かれていますね。一方の墨絵は、線の重なりや太さを変えることで強弱をつけています。

この機会に、自分でチャレンジしても楽しいですが,墨や紙の準備が大変かもしれません。(汚すと落ちにくいしね)ですので,お家の方と一緒に、ネットで調べると、たくさんの作品が出てきます。それを見て、お気に入りを探しても楽しいかもしれません。こっちを ぜひ チャレンジしてみてくださいね。

 


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