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6/14火【KBS京都『海プロ』学習オンエア(後編)】

【KBS京都で『海プロ』学習活動オンエア!(後編)】

日本財団主催「海と日本プロジェクトin Kyoto」に参加した本校5,6年生有志達。
「里山とワカメから学ぶ豊かな海の秘密」を調べるため、京都府北部の京丹後市に向かい、山と海でフィールドワークを行いました。

その様子が6月11日(土)、KBS京都「キモイリ!」の番組で「後編(2日目)」として放映されました!

2日目も、丹後の海の成り立ちや特徴を学び、海の営みと素晴らしさを体験しました。

地平線がかなたに見渡せる雄大な琴引浜です!
メンバーは番組を見ながら「ラジオ体操しに行った場所だ!」と叫んだでしょう。 

フィールドワークの場所に到着。

透明な石英の小粒が紹介されました。これが琴引浜の鳴き砂です!

鳴き砂体験の前に、講師の先生に、お話して頂きました。鳴き砂のポイントは...
① きれい
② よく乾いている
③ 外から力が働くと、石英が振動して音が鳴る
ということでした。

ペットボトルに琴引浜の砂と水道水を入れて、強く振っても全くにごりません。

早朝に散歩をした時、子どもたちが歩くだけでは鳴きませんでした。今回は、ちょっとした工夫でキュッキュッと音が面白いように鳴りました。

こちらは、みんなの心合わせで一斉に砂を叩き、太鼓の音を作り出した様子です。

海にいる生き物・海辺の植物と浜との関わり・保全活動を学びました。

地元の人が琴引浜を守る為に工夫していることを知りました。

ザルを使って浜の生き物調査をし、丹後の海浜に触れて親しみました。
番組では「海を守る人の心が、子ども達の心に響いたに違いありません。」と解説がありました。私たちもそう信じています!

場所は変わって、塩江漁港にやって来ました。

ワカメ漁の見学とワカメ干し体験です。

2つの船に分かれて乗船し、ワカメ漁の現場に向かいました。

"体全体を使って、ワカメを採る技を見学しました。まさに海の匠の仕事です!
かいを使って舟を操りながら、箱めがね海中を覗きます。自生しているワカメを細長い鎌で引き取る 古くから伝わる伝統の漁法です。"
番組でそのように紹介がありました。子どもたちは間近で見ることができました!

伝統のわかめ漁を見せて頂き、陸に上がってきました。

早速、水揚げされたワカメを洗浄させてもらいました。手でワカメの根元箇所を取り除き、全体を広げます。

番組で"乾燥ワカメは、通常、湯を通して作られますが、丹後のワカメは水洗いだけ。食物繊維たっぷりで、海の恵みにあふれています。" と解説されていました。特別なワカメです!

「よいしょ、よいしょ。」上手に干していました。

昼食後に、印象深い2日間の体験のキーワードをまとめました。

学びを、みんなで共有したり、発信したり、グループでまとめた意見を伝えたりします。
発表会では、ゴミ減量はもちろんのこと、京都の海のためにできることを自分なりに考えた意見が聞けました。

日本財団の方からも貴重なコメントを頂きました。

今回の学びを、自分ごとのように考えられれば、それは京都の海・日本の海・地球の海洋を守るファーストステップになるでしょう。

番組で、メンバーが「海を守る為に、自分にできるること」を発言してくれました。

キーワードは、「山と川のつながり」「私達の食生活と海のつながり」でした。

海を守る為に、自分にできるることを考えるきっかけとなった「海と日本プロジェクトin Kyoto」。

京丹後の自然環境が育んだ良い環境も悪い環境も、すべて自分に跳ね返ってきます。自分達にできることをやりましょう!そして、自然が残る京都の海を誇りに思って、みんなで大切にしていきましょう!

 


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