11/9木【ディベートゲームにチャレンジ!】
【国語「ディベートゲームにチャレンジ!」】
国語科では、今週から時間を設定して『ディベートゲーム』を行っています。
一番はじめに「野生の動物と動物園の動物では、野生の動物の方が幸せである」という「論題」の「立論」を考える活動に取り組みました。
生き物に興味がある2年生は多いのですが、ディベートゲームの流れをつかむための題材としては、やや難しいテーマです。
しかし、早々から「肯定側/否定側」「反対尋問」「反駁(はんばく)」といったディベートゲームならではの用語を使いながら、おおまかな流れを理解してくれました。
そして今日、2つ目の論題「楽しいのは夏である」を掲げ、肯定側(夏)と否定側(冬)の立論をフローシートに書き込み、審判役も加えたゲームを開くことができました。
「夏はやっぱり海やなあ」「冬のお鍋のことを書こうかな?」と、やる気満々で立論をたくさん書き上げています。
肯定側/否定側/審判に分かれた後、両者の作戦タイムが始まりました。
この前の“動物”では、あまり発言できなかった友だちも、チームのみんなと打ち合わせをして、とびきりの立論を用意しているようです。
互いの発言場面では“自由発言”をします。
仲間が立ち上がり自分も・・・という場面では、目を合わせて譲り合い、助け合います。
「反対尋問」では、相手の立論に対して疑問に思ったことや反対の意見を述べます。
「反駁」では、最初に述べた立論の内容をさらに高めて話し、発言を受けた相手側は反論することができます。
両方の立場の伝え方や目線、話す内容をよく聞き取って、どちらの論が強く感じたかを判定するのが審判の役目です。
また、ゲームの進行アナウンスも担当します。
結果が出た後には、それぞれを選んだ理由を全員が述べる約束です。
勝敗が決まり、“負けたチーム”のがんばりもしっかりと讃えてくれました。
さあ、来週は、立場を入れ替えて、この論題でディベートゲームにチャレンジする計画です。
緊張感が心地よい時間を、2年キッズも確実に味わっています。