6/22水【わくわく 浄水場見学】
【わくわく 浄水場見学】
今日は、朝から蹴上浄水場へ見学へ行きました。
毎日の生活に欠かせない水。
その水がどこからやってきて、どのように私たちの家や学校まで届いているのか、実際に浄水場の見学を通して多くのことを学びました。
蹴上の坂を上っていくと、たくさんのツツジが植えられています。
その数、約4900本。
たくさんのツツジが斜面に根を張ることで、地震や大雨などで地盤が崩落するのを防いでいるそうです。
浄水場の中に入り、ご挨拶をした後は、蹴上浄水場の説明や見学の約束などを教えていただきました。
【粉末活性炭接触池】
第2疏水を通ってきた原水のにおいを取る池です。
粉末活性炭を入れて、においを取る仕組みを学びました。
【急速撹拌(かくはん)池】
原水と薬品(凝集剤)を攪拌機を使って、すばやく混ぜています。
【フロック形成池】
凝集剤でひっつけたゴミをゆっくりかき混ぜています。
ゆっくりかき混ぜることで、ゴミはかたまり(フロック)になる仕組みだそうです。
3列で回っている羽根車の速さや、フロックをじっくり見ています。
【薬品沈殿池・傾斜板】【流出帯】の工程を経て・・・
見た目はとてもきれいですが、まだ飲める水にはなっていないそうです。
次はどんな工程なのか、わくわくしながら進みます。
【急速ろ過池】
きれいな上澄みの水は、砂と砂利のろ過装置できれいにされます。
その仕組みも模型を使いながら説明してくださいました。
この急速ろ過池でろ過した後は、塩素消毒をして水道水になるそうです。
また、実際にろ過の際に砂についたゴミを洗浄する様子も見せていただきました。
実際に目で見るだけでなく、機械の音や水が流れる音を聞いたり、水のにおいを感じたりしながら、一つ一つの工程の役割を学ぶことができました。
見学の最後には、子ども達からの質問にも答えていただき、プレゼントもいただきました。
お世話になりました浄水場の皆様、ありがとうございました。
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安全に気をつけて帰校した後、見学の振り返りを行いました。
初めて知ったことや学んだこと、驚いたことなどを学習プリントにまとめています。
これからも水を大切に使う意識を持ち、今後は「使った後の水の行方」や「琵琶湖から原水がやってくるルート」などについて学習を進めます。