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2/14火【北部クリーンセンター見学!!】

【北部クリーンセンター見学!!】

今日は、観光バスに乗り、北部クリーンセンターへ校外学習に出かけました。

3年生はこれまでに社会科の学習の時間を通して、京都市内に集まるごみの行方について学習してきました。

そのまとめと、クリーンセンターの工夫を探すことをめあてに出発しました。

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バスが北西の方角に発進しました。だんだん山に近づいていくと・・・

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パッカー車の姿を捉えました。約10台のパッカー車とすれ違いました。

すれ違うごとに、「あ、パッカー車!」と話す子どもたち。バスに乗っている時からも学習に意欲的な姿勢が見られます。

そして、クリーンセンターに到着しました。

入場してすぐに、今日の見学をナビゲートしてくれる“パオパオ”が出迎えてくれました。

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職員の方やモニターの解説で、見学が進んでいきます。

まず、シアターでは人間がより良く生活していくために行った自然破壊や大量のごみによって未来の地球が危機に陥っていることを教わりました。

そこで、北部クリーンセンターで3つのキーワード!を探しだし、調べること。そして、それを実践しようとすることが、未来の地球を救うというメッセージを受け、見学が始まりました。

こちらは「ごみピット」という場所です。

ここは、家庭から出された燃えるゴミを回収し、溜めておく場所のことです。

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よく燃えやすくするために、この大きなキャッチャーを少しずつ移動させ、かき混ぜる工夫があります。

「持ち上げては落とす」を繰り返し、1日に400tのゴミが回収されるそうです。

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このキャッチャーひとすくいで、パッカー車の3台分くらいのごみが持ち上がるとのこと。

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係の方が操作しておられるのですが、よく考えられた機械の仕事ぶりに、感心のまなざしをおくっていました。

それにしても、ごみの量…工夫して減らしていくことは、わたしたちの大事な使命です。

ここで、1つ目のキーワードを掴みました。リデュース(ごみを減らす努力)です。

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見学コースには、ポイントごとにモニターが設置され、職員の方の解説と共に、3つのキーワードを考える時間が用意されています。

このようなシートをもらって、書き込む形で、見学が進んでいきます。早速、「リデュース」を書き込みました。

そして、ごみを減らすほかに、ごみにせず、何度もくり返し使うという「リユース」についても、教わりました。

この画面は、プラットホームです。

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ゴミ収集車で集められたごみは、計量した後プラットホームからごみピットに投入します。ごみの臭いが外にもれないようにエアカーテンが設置されています。

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こちらは、資源ごみの回収エリア。

今日は、資源ごみを回収する日ではなかったのですが、特別に動かして頂けました。

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ペットボトルやびん、空き缶をもう一度資源に戻して、製品を作るという、3つ目のキーワード「リサイクル」の仕事が分かる場所です。

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資源の分別の仕方(缶、瓶、ペットボトル)には面白い工夫が・・・

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スチール缶は、磁石の力で分別し、ペットボトルは、風の力で分別されています。

瓶は重たいのでそのまま流れていきます。

資源ごみは手作業で分別する場面もあるので、一人一人が危険な物を資源ごみとして集めていないかを注意してごみを出してほしいと伝えられました。

改めて職員の方々の苦労が感じられた瞬間でした。

焼却の制御室です。階段状になった炉で、下から空気が吹き込まれて、燃えながら灰になるそうです。また、有毒なガスが発生しないように「活性炭」を使った装置も紹介していただき、考え尽くされたシステムに「すご~い!」の連続です。

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帰校後は、クリーンセンターで見聞きしたことを、タブレットに打ち込みました。

次の社会の学習でもノートにまとめていきます。


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