menu

10/11金【英歴, 理科club「浮かぶゆで卵・浮沈子」】

【英語朝体操】

はじめにラジオ体操からスタートです。運動会の準備体操でも上手にできました。

スクリーンショット 2024-10-11 13.46.39.jpeg

今日はメンバーの中に、お誕生日を迎えたお友達がいました。記念に "新・英語版ハンカチ落とし"「曜日とバースディ編」を開発・実施しました!

スクリーンショット 2024-10-11 13.47.52.jpeg

元気よく楽しめました!

スクリーンショット 2024-10-11 13.48.59.jpeg

~*~*~*~*~*~

【前回のクラブ活動(後期第一回)】

後期クラブが、10月2日より始まりました。「英語・歴史クラブ」と、「理科工作クラブ」の様子をご紹介します。

[英語・歴史ウォーキングクラブ]

学習室に集まり、桓武天皇と平安京に思いを馳せながら粟田山を臨みます。

次に、枕草子と清少納言がテーマです。
清少納言は「枕草子」の冒頭で、「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。」と記されています。おそらく、清少納言が東山を見て書いたのではないかと、私達は想像しています。

メンバーは東山に向かって、枕草子を声高らかに、音読しました。

スクリーンショット 2024-10-11 14.16.01.jpeg

「夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光て行くもをかし。雨など降るもをかし。」
ホタル・・・初夏には白川を飛び交いました。

次に秘密の小窓へ行きました。そこから石川五右衛門の「絶景かな」で有名な「南禅寺三門」が見えます。本校の真東に当たります。見えない道が目の前に通っている気がします。

スクリーンショット 2024-10-11 14.16.46.jpeg

あまり時間はありませんでしたが……、英会話も練習してから出発しました。「もっこ橋」を渡ります。

スクリーンショット 2024-10-11 14.17.26.jpeg

すると、外国の観光客4名のグループに会いしました。勇気を振り絞って英語で声をかけるメンバー達。話しているうちにフランス南部の方だと分かりました。とても親切で、子どもたちが、はじめての英語フレーズでなかなか言葉が出てこない時も、じっと待って聞いて下さいました。外国の方や、海外への関心が高まるメンバー達でした。

~*~*~*~

[理科工作クラブ「浮かぶゆで卵・浮沈子」]

まずはこちらの写真をご覧ください。

水に浮くゆで卵の写真です。

IMG_2605

では、もう一枚、、、

IMG_2601

写真の違和感に気づけたでしょうか?そうです。普通、ゆで卵は水に浮きません。水に浮きやすいのは発泡スチロールや、空のペットボトルなどの「軽くて大きい物」で、卵のような「小さくて重い物」は水に沈んでしまいます。

 

この「水に浮く卵」は物を浮かせる力、「浮力」の性質が大きく関わっています。

水中の物には「浮力」が働きます。先ほどの沈んでいた卵も、「卵が浮力以上に重かった」というだけで浮力は働いていたのです。この浮力を大きくすることができれば、卵は浮かびます。

水中の物に働く浮力は「物が押しのけた液体の重さと同じ」になります。

仮に卵の体積を50立方センチメートル(=50ml)とすると、卵が完全に沈んだ場合、水50mlの重さと同じ50g分の浮力が卵にかかることになります。

今回使ったゆで卵は60g前後なので、50g分の浮力では沈んでしまうわけです。

IMG_2593

なんとかして水50mlを60g以上にしたいわけですが、ここで登場するのが塩です。塩を水に溶かしても液体の体積はほとんど変わりませんが、重さは増えます。

なので、卵が入った水に塩を溶かしてみると、、、

IMG_25961

水に浮くゆで卵が完成するというわけです。

同じ現象としては、プールだと体がどんどん沈んでいくのに対して、塩が溶けた海だと体が簡単に浮く現象が挙げられます。

海の10倍近い塩が溶けている塩湖に人が浮いていられるのも同じ現象ですね。

IMG_25971

この浮力を使ったおもちゃが「浮沈子(ふちんし)」です。

容器をぐっと握ると、中のおもりがスーッと沈み、力を抜くとフワッと浮いてくるおもちゃです。

IMG_26042

作り方はとても簡単。短く切ったストローを半分に折って、おもりになるクリップでとめる。こうして作ったおもりを水をいっぱいに入れたペットボトルに浮かべてふたをしめる。これだけです。

ペットボトルを握ると、ペットボトル内の圧力が上がり、ストローの中の空気が圧縮されます。すると、空気が縮んだスペースに水が入るので「押しのける水の量」が減り、受ける浮力が小さくなって沈むという仕組みです。

ストローが長いとなかなか沈まず、握る力が強いと良く沈むので、握る人によって沈んだり沈まなかったりする浮沈子がよくできます。パワーがある子ども達は沈まない浮沈子を見ると率先して握りに来るので、沈みにくい浮沈子が沈んだときはとても盛り上がりました。

IMG_2598

浮力の大きさをもとめる問題は中学入試でよく出題されています。力の釣り合いやバネと組み合わせることでどんどん凶悪な難易度に変化していくのですが、基本は「水中の物体が押しのけた液体の重さ=浮力の大きさ」です。今回の実験・工作で少しでも身になっていれば嬉しいです。

~*~*~*~*~*~

【今日の給食「鰆の味噌マヨ焼き」】

・牛乳
・鰆の味噌マヨ焼き
・こんぶあえ
・豚汁

IMG_0140

☆ 「鰆の味噌マヨ焼き」は、ふんわりやわらかい鰆と味噌マヨネーズのソースの相性がばつぐんです。ソースはみりんを加えて、のばしています。

スクリーンショット 2024-10-11 12.47.28.jpeg

~*~*~*~

☆ 「こんぶあえ」は、すったごまの香ばしい香りが効いています。歯ごたえの良い、きゅうりや白菜、人参と塩昆布を合わせて仕上げました。

スクリーンショット 2024-10-11 12.47.02.jpeg

~*~*~*~

☆ 「豚汁」は、大根や玉ねぎがやわらかくなるまで加熱します。豚肉のうま味と出汁のうま味が合わさるため、さらにおいしく感じました。

スクリーンショット 2024-10-11 12.48.35.jpeg

来週の給食は「鶏肉の照り焼き」です。お楽しみに!


ページ上へ