10/19土【毎日新聞『子ども記者』活動】
【京都市動物園で学ぶSDGzooのイベント参加】
本校児童が、毎日新聞主催の動物園SDGsイベントに『子ども記者』として参加し、午前午後と一日かけて取材活動に取り組みました。
直接指導をして下さるのは、京都文教大学 教授です。
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第一部は、「朗読劇とトークショー」です。最前列で鑑賞させて頂きました。その後は、記者全員が感想を求められました。なんと、躊躇することなく堂々とコメントができました。その様子に教授も驚きの様子! 本校の「学びと力の発表会・鑑賞タイム」や「作品鑑賞会」等の経験から、コメントに慣れた様子でした!
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昼食後は、2つのイベントがありました。
第二部は「いのちの授業『手で見るいのち』です。実際に動物の頭部骨格を触って「命」を見つめたり、学んだりしました。
物理・生物専門の先生による体験型授業です。
様々な動物の骨格を、視覚を使わず、触覚を研ぎ澄ませ、新たな発見に臨みます。
いろいろな特徴を一つ一つ考えながら、教わりました。
また、ライオンの奥歯が噛み合わせではなく、はさみのように少しずれていることを身をもって知りました。
他にもカバやイルカなど、貴重な骨格に触れることができました。
子どもたちはカバの骨格を持ち上げて、「重い・・・」と口々に言っていました。
キリンにも触れることができました。
子どもたちは、自分自身の学習ばかりでなく、記者として記事を書いたり、写真を撮らせてもらったりと大忙しです。
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第三部は、「点字新聞でオリジナルバッグをつくろう」です。
その前に、毎日新聞社の方より、点字新聞などについてお話を聞かせて頂きました。
点字新聞を大正時代から発行されていたとのこと。歴史があります。点字の本にも触れてみました。
点字新聞を使ったオリジナルバッグです。実は点字新聞は、塗布された発泡カプセルが取り除けないため、古紙回収できません。そこで、このようにリユースで手提げかばんに仕立てたそうです。実は、これらのかばんを作られたのは視覚障害のある方とのこと。100%の完成度に驚きです。一つ一つ心を込めて作られていることを実感しながら、着物の端切れを使ってマイバッグのデザインをしました。
自分が「子ども記者」であることを忘れるくらい、製作に没頭しました。
オリジナルバックというお土産を片手に、学び深い一日を過ごすことができました。
来週は、記事を仕上げていきます。いつか毎日新聞の特別紙面に掲載予定です。