5/8水【総本山知恩院「入学・進級報告」参拝・給食】
【知恩院参拝】
今朝も、五月晴れのいいお天気です。
新緑が眩しいほど美しい東山・・・。
今朝は、浄土宗総本山知恩院へ全校で「入学・進級報告」のお参りをしました。
『豊かな心』を育むための参拝です。
文教キッズ一人ひとりが「仏の子」としての目標を心にしっかりと刻み、かつ、自己目標達成への決意を持つことを目当てにしています。
6年生は、1年生と手を引いたり、足元を気遣ってあげながら、知恩院へ一緒に行きました。
1年生にとって、初めての知恩院参拝です・・・。
知恩院では、小学校の礼拝と同じように、仏教聖歌を歌います。
お導師様のそばを通って、係のお兄さんお姉さんが、お光、お花、お香をお供えしました。
礼拝が終わり、お導師様よりお話がありました。
「おしょうさんを、覚えている人?」
皆の手が挙がりました。
そうです。本校の入学式に来られたのを、皆、よく覚えていました!
子ども達は、お導師様より、法然上人(勢至丸さま)が9歳の時に看取った父の最期の言葉を聞きました。
時は武士の世。父の敵討ちを、その子が討つ時代です。
敵に襲われ、深手を負った父は・・・、
「勢至丸よ。お前が相手を敵討ちすれば、その子どもがまた、敵討ちするだろう。」
「お前はお坊さんになり、世の為、人の為に勉強して、新しい世を開いてほしい・・・」
その言葉の重みを感じ、正面にお座りになる法然様に心のこもったお十念と、深々と礼をする、文教キッズでした。
(本校の勢至丸さま像)
校長先生からは「六波羅蜜」の一つ「布施」のお話がありました。
お話を聞いて、子ども達は「学校生活の中で、自分が周りの人に何ができるかを具体的に取り組むこと」を、あらためて決意しました!
帰り道も、6年生は1年生と手をつないで、学校に帰りました。
見ていて微笑ましい姿です。
あの大楠のように、立派に育て! 文教キッズ!
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【給食】
◆今日の献立
・ごはん
・牛乳
・厚揚げの味噌炒め
・白菜の塩昆布あえ
・さつまいもの天ぷら
厚揚げ、豚バラ肉、人参、玉ねぎ、竹の子、しいたけ、きくらげを合わせた味噌炒めです。
実際には、昆布やかつおで出汁をとって、煮込みながら調理しています。
出汁のうま味が野菜にしっかり入って、おいしく仕上がります。
塩昆布あえは白菜が食べやすいように、細く切って仕上げました。
★調理員さんにインタビューしました。
「白菜は和え物にすると、食べにくいと感じる人が多いようです。長方形に細く切って
おいしく食べてもらえるように工夫しています。」