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11/4水【放送礼拝・給食・クラブ活動】

【放送礼拝】

放送礼拝の朝です。いつものように、仏教聖歌とお念仏をお唱えしました。

校長先生のお話です。
初めに月と季節に関わるお話がありました。寒くなってきましたが、空気が澄んでいます。月が昨晩から今朝にかけて見えていましたが、より一層、美しく輝いているようでした。
また、昨日3日は「文化の日」であったこと、9日までは読書週間であることのお話を聞きました。

次に「学校目標」のお話です。
11月より人権月間の内容「自分に問いかけよう! きずついていませんか? きずつけていませんか? 一人ひとりかけがえのない命!」になりました。
校長先生が尋ねました。
「『人権』とはどういう意味でしょう。」
「それは、『人としての権利』のことですが、先生はこう思います。『みんな一人ひとり、みんなが大切な人』ということです。」
[仲間の悪口、仲間はずれ、無視、暴力、いじめ]は、絶対にあってはならないことです。
人は、ある時、ふと自分の心の中に、よくない思い・考えが現れることがあります。上述のことは、絶対ダメなこととしてしっかり心に刻んでください。強い心を文教キッズ一人ひとりが持ってほしいですね。

校長先生が、論語「子貢問うて日わく、一言にして終身これを行うべき者ありや。
子日わく、其れ恕か。己の欲せざる所、人に施すこと勿かれ」を紹介してくれました。

人としてすべきこと、それは相手への思いやりであり、「自分がされて嫌なことを、人にしてはいけない」です。ぜひ実践してほしいと思います。

“Remember always treat other people the way that you want to be treated!”

最後は「みんなの心に、たくさんの『れんげの花』が咲きますように! 今日、一日を大切に…」とのお話でした。

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【給食】

◆今日の献立
・牛乳
・ごはん
・ささみのピカタ
・おかか和え
・もやしの味噌汁

ピカタはイタリアの料理です。小麦粉をまぶした肉や魚に、卵をくぐらせて焼きます。卵が衣になるので、ささみもしっとりと焼き上がりました。イタリアでは薄めの豚肉を使って、調理することが多いようです。イタリア語の「ピッカータ」が語源となっているそうです。

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【クラブ活動】

後期2度目のクラブ活動です。運動場やフィールドワークをする子ども達は、恵まれた天気のもとで活動できました。3つのクラブを紹介します。

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[ソフトテニス クラブ]

クラブ活動の2回目です。まず、ラリーの練習です。

学年毎にサーブ・レシーブの練習をしました。何回も続けるうちに ラリーが続くようになってきました。

後半は試合に挑戦です。サーブが決まらず苦労していたようですが、ラリーが続き、試合らしく進められるようになってきました。次回のクラブ活動も意欲的に取り組んでくれることでしょう。

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[後期ECO生活 クラブ]

今日のECO生活クラブは、“ミシンで簡単マスクケース作り①”です。後期のクラブ活動の中で、初めてミシンを扱いました。
まずミシンの扱い方について、ミシンの各部分の使い方や、縫い方のポイントをみんなで確認しました。ケース作りの手順も確認し、作業開始!

たちばさみを使って、ふたになる部分の角をにカットし、上手にまち針で2枚の布を止めた後、ミシンで縫う部分をチャコペンシルで引きました。

出来た人から、ミシンをかけていきます。

慎重に丁寧にミシンを扱いました。

中表にした布のまわりを縫い、ひっくり返して表に返しました。
来週は完成にむけて、仕上げのミシンを行います!

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[歴史ウォーキング クラブ]

初回だった前回は「岡崎遺跡と平安・院政時代の岡崎」について学習しました。その後は、六勝寺のうちの延勝寺跡と成勝寺跡の石碑を確認しました。他にも「桓武天皇と京都」「枕草子と清少納言」「南禅寺三門」のキーワードがありました。千年前におそらく東山連峰を見ながら(想像しながら)書いた「春はあけぼの」の春と夏の一節。子ども達はよく覚えられていました。

今回は、いよいよ歴史クラブの主要トピック! 平安時代後期に白河天皇(法皇)が建立した法勝寺(ほっしょうじ)の八角九重塔です。
今は幻のような話ですが、約1000年前に、岡﨑の地に「東京スカイツリー」を思わせるような塔が建っていたのです!高さ81メートル! 京都タワーの展望台が100メートルですから、なんとなくその高さを感じることができます。

まずは活動前に資料に目を通して、白河法皇と院政のこと、八角九重塔とはどんなものかをあらかじめ学習しました。基壇は幅30メートルとのことなので、フィールドワークに出発する前に、運動場に出て長さの体感をしました。運動場の半分以上の大きさが土台です。

そこから81メートル。私たちが首を直角に曲げるくらいびっくりの高さの塔がそびえ立っていたのですね。

6時間目、さっそく現地へフィールドワーク! めざすは動物園。広大な法勝寺を感じながら散策しました。疏水の向こうに観覧車が見えます。そこを中心にして広い敷地で塔が建っている様子を遠目にイメージする子ども達。

行くすがら、八角の基壇があり、みんなで内角の和を確認したり、その角度が135度であることを計算しました。さすが高学年! 算数問題をなんなく解けました!

園内で早速、基壇の石材の一部を発見。再利用・活用されています。135度の角度になるように、こちらの石材も角が削られている様子。触れることで、1000年前にあった塔を直に感じます。

「あっ、八角の看板に説明書き!」

基盤となる石材は、池の中にも使われていました。実際に、塔の周りは池があったので、動物園の池と塔の様子を重ね合わせて想像しました。

九重塔址の石碑も見つけました。

動物園にいるのに、目的が異なるのは不思議です。有意義な散策でした。基壇の石材以外に再活用されているものの話や、動物の供養塔などについても説明しました。

CGで再現された九重塔の美しさに感激。梵語で書かれた瓦も見られました。みんなでじっくりと年表も見て、その時代の天皇(法皇)を5人覚えようとしました。

帰校時には、平通盛と小宰相の出会いの場所がこの場所であり、紅葉の桜並木を見ながらその時の逸話についてじっくりと話しました。物語風なので、子ども達は「それで!」「次は!」「へぇ~」などと、興味津々で聞いていました。

意義深い時間を過ごしました。あらためて文教小が、歴史的に価値ある場所に位置しているか感じたメンバー達でした。

 


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