11/19木【発表会SP・給食・昨日の歴史ウォーキングクラブ】
【学びと力の発表会SP(2,4,6年生)】
本日は、学びと力の発表会SPにお越しの保護者の皆様、ご参観ありがとうございました。
2,4,6年生のホームページにダイジェスト版を掲載しています。ぜひご覧下さい。
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【給食】
◆今日の献立
・牛乳
・ごはん
・鶏のからあげ
・米粉スパゲティサラダ
・大根の味噌汁
寒い冬の時期に旬を迎えるのが大根です。大根は白い根や茎だけでなく、緑色の葉っぱも食べられる野菜です。大根といえば、ほとんどが水分から出来ている白い部分をよく食べていますね。しかし、葉っぱの部分も、ビタミンACE(ビタミンエース)が豊富に含まれる、緑黄色野菜としておいしく食べることが出来ます。
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【昨日の歴史ウォーキングクラブ】
昨日の歴史ウォーキングクラブの活動報告です。
学校を出て白川沿いを歩くと、落ち葉のじゅうたんが広がっていました。
ふわふわの踏み心地を感じながら、白川に、やや大きめの魚を発見!
今回も六勝寺跡の6つの寺院名と場所、御願された天皇の名前、年代順を覚え、平安神宮方面へ出発です。歴史探訪のはじまり、はじまり~!
舞台は院政の始まり「平安時代中期~後期」です。
前回は京都市動物園に入り、白河天皇の御願寺・法勝寺にあった81mもの天を突くような幻の仏塔「八角九重塔」の跡地を見学しました。その遺構が少し残っており、それらを見たり触れたり、八角の角度を計算して基盤となった石の削れ方を確認したりしました。
今回も成勝寺跡、円勝寺跡、最勝寺跡を通って、尊勝寺跡へと向かいます。
美術館別館前で、イラストの入った看板を見つけました。とても分かりやすく、子ども達は、往時を想像しました。断片的な知識とフィールドワークが少しずつつながっいるのを感じます。
時代は異なりますが、六勝寺を解説した看板のすぐ傍に、「全国水平社創立の地」記念碑を見つけました。
大正11年(1922年)3月3日、この地にあった岡崎公会堂で差別からの解放を求める宣言がありました。6年生は歴史学習でよく理解していました。
周辺には院政時代の遺構は全く残っていないようですが、それでも希望を持って探しに出かける歴史クラブ。
途中、武道センター・武徳殿前に、厳かな門を発見! 素通りしてしまいそうですが、これは実は価値ある大門!それは、幕末の京都守護職屋敷門が移築されたものです。今の京都府庁内にあったもので、激動の時代、その中心にあったものが今も移築されて残っているのは奇跡的です! 1862年に守護職についた会津藩の松平容保も、新選組も、この門を通ったことでしょう。間近で見るメンバー達。やはり立派です!
でも、今回の目的は院政時代の遺構探しです。
尊勝寺跡の詳しい看板を見つけてから、武道センター敷地に入り、武徳殿を間近に見る子ども達。担当のヨコヤマが、若かりし頃、ここで剣道の練習をしていたと聞いて驚いていました。(歴史発見より驚いていました)。武徳殿も歴史がありますが、それは今回はあまり触れません。
センターの方に六勝寺遺構があるか尋ねると・・・・、なんと「あります!」との返事!足早に駆けていきました!そして発見!
これです!井戸の跡!約1000年前の遺構です!
上半分が石、下半分が木で作られていたそうです。まさに尊勝寺の中にありました。
生活に欠かせないものとして、きっと御願された堀河天皇も使っていたことでしょう。みんなで感激していました。
井戸の上では、紅葉が見事でした。
錦秋のすばらしいフィールドワークになりました!
ところでこの日は、卒業アルバム用の記念写真を撮る日です。
学校への帰り道、カメラマンさんが、歴史ある平安神宮応天門をバックに、カシャッ!
撮る一瞬だけ息をこらえて、マスクを外しました。
今回も、意義深い活動でした。約1000年前のご先祖様達と心を通わせたような気持ちでした。