10/29金【礼法で気持ち引き締まる】
高学年は、秋に一度の礼法を行います。今日は、その特別の日。
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【礼法「和やかな中にも、緊張感を持って」】
朝から制服で過ごし、「禅定」のごとく、気持ちを落ち着かせて「和」の部屋に向かいました。
「喫茶去(きっさこ)」と書かれたお軸と、秋の黄色い蕗(ふき)のお話を伺いました。「お茶を一服、どうぞ。ゆったりとお過ごしください。」
そのような意味が込められたお言葉と教えていただきました。
お点前さんは、袱紗(ふくさ)を付けてお茶を点てます。
まずは、お菓子を届けます。今回は、お盆にのせたまま差し出し、お客さんに取っていただくお作法で進めます。
本日の主菓子(おもがし)は、“銀杏”をあしらった生菓子です。
1年ぶりのお点前です。
すっと背筋を伸ばし、注がれたお白湯が熱いうちに、素早く茶せんを動かします。
こちらのグループもいい感じ!
あっという間に、クリーミーなお抹茶があらわれました。
お盆に乗せて、お客さんに届けます。お客さんには、自分で取っていただくようにお作法が続きます。
甘くておいしいお菓子の後にぴったりの、さらにおいしいお抹茶をいただくことができました。
6年生になると、学年だけの礼法にプラス、1年生が準備してくれる『ありがとう茶会』が催されます。
気持ちを引き締めた中にも、和やかな空気が流れる礼法のひとときが、心を柔らかくしてくれる時間となりました。
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【社会】
「工業単元」3時間目。最初に日本地理問題の解説をしました。今週最初から続けているプリントです。
次は、前時に提示した「工業の盛んなところと工業地帯・工業地域」を再度注目しました。
どの工業地帯・地域にも共通点があります。それを探りました。
「機械工業」が最も盛んなことです。その内容には詳しく触れていません。
また、例外が1つ、京葉工業地域は化学工業が盛んです。そこから、石油について解説しました。
ほとんどが輸入されていること、原油を元にして、いろいろな油脂類を精製していること、なかでも、化学工業の原料となる「ナフサ」という物質があること等です。
工業のいろいろな種類については、次回以降で調べます。
今回は、NHKビデオクリップで、工業の基礎知識を確認しました。
①「日本の工業地帯~太平洋ベルト~」5:44
https://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005310981_00000
②「身の回りの工業製品」2:22
https://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005310980_00000