11/10木【小関越え遠足】
絶好のお天気に恵まれ、明治の大事業「琵琶湖疏水」の軌跡をたどる「小関越え遠足」に出発しました。
まずは、電車に乗って東山駅から三井寺駅へ。
琵琶湖の方へ向かって歩き、琵琶湖疏水の起点となる、第1疏水取水口と第2疏水取水口を見ました。
いよいよ、疏水をたどる長~い道のりが始まります。
早速、第一トンネルの入口がありました!
トンネルの上の「扁額」にも注目して、看板を見ています。
途中で水分補給をしながら、どんどん登っていきます。
「おなかすいたー!」「ちょっと疲れてきた。」という声も出ていましたが、カメラを向けると、元気な笑顔を見せてくれました。
峠のお地蔵様にご挨拶をした後は、下りの道へ。
途中で「第一竪坑」を発見しました!
「思っていたより、大きいな!」という声が次々に聞こえました。
「百聞は一見に如かず」を実感しながら、教科書を通して学習したトンネル工事の苦労や工夫について学びを深めています。
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その後、第二竪坑を見た時には、第一竪坑との大きさの違いに驚いていました。
そして、ようやく第一トンネルの出口にたどり着きました。
「やっと第一トンネルの出口だ!」というつぶやきをみんなで共有し、その長さを実感しました。
美しい紅葉に、たっぷり秋を感じながら、東山自然緑地公園を歩きます。
途中で、ワークシートのクイズにも出ていた「第二トンネルの試作物」も見つけました。
同行のカメラマンさんに、グループ毎に写真を撮ってもらいました。
写真を待っている間、「何か、甘い匂いがします!」「このにおいは、カツラの葉や!」と数人の子が知らせてくれました。
カツラの葉の香ばしい匂いを感じながら歩いていくと、ついに、山科疏水公園に着きました。
みんなが楽しみにしていたお弁当の時間です!
食べた後は、これまでの道のりを振り返りながら、ワークシートのクイズも解きました。
おいしいお弁当のおかげで、午後からも元気いっぱいの姿で再スタートしました!
途中で「もみじ」の歌も歌いました。
第二トンネルの入口・出口を確かめた後も歩き続けて、「日本最初の鉄筋コンクリート橋」も発見しました。
足が疲れてきたのもあって、ここから「先生、あと何分くらい歩きますか?」「あと、どのくらいで学校に着きますか?」という質問が度々出るようになっていました。
それでも、最後の目的地に向かって、友達と励まし合いながら安全に歩きます。
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最後の目的地は、ねじりまんぽ&インクラインです。
その途中に、田邉朔郎さんの像と一緒に集合写真も撮りました。
もうすぐ学校!というところで、SDGsの学習と関連させて、ゴミ拾いをしました。
ビニール手袋をして、落ちているゴミを見つけています。
疲れていたはずなのですが、積極的に取り組む姿が見られて感心しました。
学校到着まで、安全に気をつけて歩きぬくことができました!
秋をたっぷり感じながら、琵琶湖疏水の学習を深めることもできました!
保護者の皆様、遠足のご準備、ありがとうございました。