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5/27木【全国学力調査】

2021/05/27

【全国学力調査】

今日は1時間目から文部科学省全国学力調査を実施しました。
朝からどんな問題が出るのか、子どもたちの中で話題になっていました。
最初は少し緊張気味でしたが、調査が始まると、国語と算数の問題に熱心に向かう6年生の様子が見られました。

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【算数】

学習室の算数は、今日も「資料の調べ方」のまとめ問題に取り組みました。

個人の座席も使い、より集中できる環境で行いました。

昨日に少しできなかった中央値を求める問題も、今日の復習問題ではっきりと分かったことと思います。

6年教室の玉井先生クラスは「文字と式」の学習を進めていました。

今日は教科書を使って、基本的な問題に取り組み、大切な事柄を確認していました。

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【音楽「三人の“運命”」】

指揮者3名による、ベートーベン作・交響曲第5番「運命」第1楽章の冒頭部分を聞き合う時間をもちました。

始めに「小澤征爾」による約7分の“第1楽章”を鑑賞しました。「運命が変わっていく様子に感じるな」「地獄への階段か?!」と、感じたことを発表してくれました。

いよいよ、3名の指揮者による“運命・第1楽章”の冒頭約1分30秒を聞き合います。
「小澤征爾」を基準に「カラヤン」の“運命”を聞いていると、「速い感じに聞こえる」「音の厚みというか、金管楽器が強く演奏しているようだ」と、“パンチの効いた運命”が聞こえてきました。演奏時間は何と1分20秒。小澤征爾の指揮と比べて3秒速いことを伝えました。「タタタターン」の“三連符”の演奏のタイプが違うだけでも、興味が膨らみます。

そして、「ベーム」の“運命”。最初の「タタタターン」から、たっぷりとした演奏で「おっそー」というつぶやきが聞こえます。何と、ベームの運命は、1分39秒も使っています。
同じ曲であっても、指揮者の違いで、明らかな変化を見つけることができました。
学習プリントの終わりに、「あなたは、どの音楽表現が気になる?」と問いかけました。すると、小澤征爾が8人、カラヤンが3人、ベームが21人という結果でした。

ベーム人気の理由は…
「ゆっくり弾いてくれるので、正確に音を聞き取ることができる」
「おっとりした感じが好き。リラックス感のあるゆっくりさが、またいい」
とのことでした。
放課後の6年生の頭には「ダダダダーン」がめぐっていることでしょう。

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【理科】

今日は、天候の都合で先送りにしていた「植物の成長と日光の関わり」の実験をしました。
植物の葉に日光が当たると、葉にでんぷんができることを検証する実験です。
とはいえ、実験の準備は子ども達ではなく、教師が準備しましたから、目的は実験の手順の理解が中心です。

「葉」を3種類、準備します。
①.朝、日光に当たる前の「葉」
②.その後、一日、日光に当てた「葉」
③.その後、一日、日光に当てなかった「葉」です。
①の「葉」は、日光が当たる前、葉には「でんぷん」がないことを示すためのものです。
それを前提として、②と③を比べます。

デンプンの有無を調べるのは「ヨウ素液」です。
用意した「葉」を煮て、細胞壁を壊し、ヨウ素液が反応しやすくします。
結果は瞭然でした。
昨日は一日曇りがちでしたが、それでも、葉にはデンプンができていました。

この現象の「光合成」という言葉を、半分以上の子ども達が知っていました。
そこで、この結果を言葉で表します。
材料になるのが「二酸化炭素」と「水」。
それが光合成によって「デンプン」と「酸素」を作り出します。
それを文字式に表して、元素記号を加えました。
今日は、ここまで。

 


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