2/6火【ハートタイム・春】
4時間目は、ハートタイムが開かれました。
テーマは“春”。
春の足音を探しに行くお話や、新しい命の誕生に出会うお話を用意していただきました。
また、主人公の“成長”という観点に受け止められる昔話「一寸法師」を紙芝居で…というコーナーも準備していただきました。
それぞれの“春”の形です。
「あかちゃんがいるの!」は、授かった赤ちゃんが誕生するまでのお母さんの様子が伝わるお話です。
クライマックスに近づくにつれ、読み手のお母さん達の感極まる場面も演出に加わり、ハートフルなひとときを過ごしました。
「お母さんになるのって、たいへんやなあ」と子ども達…
大変さ以上に得られる喜びを思い出した、お母さん達…
「一寸法師(紙芝居)」のお話の舞台が京都・三条とのこと。
お椀の舟を漕いで下る川は、鴨川かな?と、始めにご紹介いただいたおかげで、みんな絵に引き込まれるようでした。
役割読みをしてくださったので、昔話の世界にたっぷりと浸ることができました。
「春の足音」は、「春の知らせ」「春の気配」という意味のところを、まさに“足音”を探しに出かける女の子二人の姿を見つめるお話です。
永田萠さんの絵が、ページ毎に鮮やかでやさしくて、聞き手の子どもたちも、一緒に春を探しに出かけたくなる絵本です。
春の精も子どもたちもお花も一緒にパレードする場面は、にっこりしてしまいます。
今年度のハートタイムは、“つながり”をベースに、選書して下さっています。
学習中の生活科「幼い頃を見つめる活動」とつながり、学校のそばの三条とつながり、京都で活躍される絵本作家・永田萠さんとつながり…
今回も、温かい空気でつながったハートタイムのひとときでした。
メンバーのみなさま、ありがとうございました。
この後の文教ランチ後半には、新生・読み聞かせ係さんも、みんなに読み聞かせをしてくれました。
2日間の練習の成果あり!
「ミルクこぼしちゃだめよ!」のペンダちゃんのがんばりと読み聞かせ係さんのがんばりに、大きな拍手がわきました。
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こちらは、作品展・親子鑑賞会の様子です。
「文教てつ道」の完成に至るまで、「紙版画・いたらいいな、こんな友だち」の版を作ったときのポイントを、先生から紹介して下さった後は…
子どもたちの「作品を語る会」の始まりです。
「ぜひとも話したい建物」「知ってほしい工夫」など、鉄道が走る町は楽しい所。
電車についても、話題は豊富です。
細かな部分にも注意して“版”を作っています。
自分と“友だち”の関係性や“友だち自慢”も聞かせてもらいました。
時間をたっぷり使い、大オーバーの鑑賞会……
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。